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2025.10.03 お知らせ

愛知県の空き家解体補助金を市町村別に解説し費用の目安も紹介

【2026年最新版】愛知県の空き家解体補助金

愛知県では、空き家の解体費を補助する制度が多くの市町村にあります。

受付は先着や予算の範囲内で、令和8年度の募集をすでに終えた市町村も出ています。

また、着工前の申請が必要な市町村が多いので、契約の前に確認しておきましょう。

この記事では、市町村別の補助金一覧と、補助金を使った場合の解体費用の目安を解説します。

最終更新日 2026年10月7日(補助金の情報は2026年10月7日時点で確認)

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愛知県の空き家解体補助金の対象条件と限度額

補助金を使えるかは、空き家の状態と持ち主の条件で決まります。

ここでは、対象となる空き家の条件と補助金の限度額、対象外になる場合を解説します。

対象となる空き家の条件

補助金の対象になる条件は、市町村ごとに違いますが、共通している場合もあります。以下が代表例です。

  • 1年以上使われていない空き家
  • 住むのに適さないほど傷んだ住宅と同等であること
  • 1981年5月31日以前に着工した旧耐震基準の家

補助率と上限額

補助率とは、補助の対象になる解体費に対して、何割を補助するかを示す割合です。

県内では5分の4とする市町村が多く、豊橋市、春日井市、豊川市などは3分の2、岡崎市や豊田市は2分の1です。

一方で上限額は、20万円の市町村が多いですが、補助対象経費に補助率を掛けた額と上限額を比べ、低い方が補助額になります。

例えば補助対象経費が100万円、補助率5分の4、上限20万円の場合、計算上は80万円でも補助額は上限の20万円です。

補助金の対象外になる場合

法人が所有する空き家、市税を滞納している、過去に国や自治体の解体補助を受けたなどの場合は、対象外になる市町村があります。

共有名義の場合は、共有者全員の同意を求める市町村も多く、所有権以外の権利(第三者が持つ使用や担保の権利)が設定されている空き家は、権利者の同意を条件とする市町村もあります。

いずれも市町村ごとに異なり、年度で変わる場合もあるので、申請の前に確認するとよいでしょう。

愛知県の市町村別の空き家解体補助金一覧

市町村ごとの補助率や上限額、条件、受付状況を、地域別に確認できます。

ここでは、尾張地域、西三河エリア、知多・東三河地域の順に一覧で解説します。

名古屋市と尾張地域の補助金一覧

市町村 補助率と上限額 主な条件と受付状況 情報源
名古屋市 3分の1(評点75点以上)、3分の2(125点以上)
上限40万円、80万円
特定空家等として市が判断した空き家が対象。先着順で、工事は交付決定年度の2月末までに完了。法人は対象外 名古屋市の公式ページ
一宮市 5分の4
上限20万円
不良住宅と同等の空き家。予定5戸の先着。受付は4月1日〜9月30日で、8月6日に予算上限の見込みと公表 一宮市の公式ページ
瀬戸市 5分の4
上限60万円
1981年5月31日以前の建築で、市街化区域内。令和8年度の追加募集は9月18日までで受付終了(枠に空きがあれば期限後も受付) 瀬戸市の公式ページ
春日井市 3分の2
上限20万円
1年以上不使用で、1981年5月31日以前に着工。契約前の申請が必要。令和8年度の受付状況は要確認 春日井市の公式ページ
江南市 5分の4
上限20万円
評点100以上で、1年以上不使用の木造。予定5棟の先着 江南市の公式ページ
清須市 3分の2
上限20万円
評点100点以上で、1年以上不使用の木造。令和8年度の記載はなく要確認 清須市の公式ページ
北名古屋市 要確認
上限20万円
不良住宅と同等で、1年以上不使用の木造。令和8年4月20日に受付開始、先着3棟 北名古屋市の公式ページ
豊山町 3分の2
上限20万円
不良住宅の判定を受けた、1年以上不使用の木造。令和8年度の記載はなく要確認 豊山町の公式ページ
大口町 5分の4
上限20万円
評点100点以上など。令和8年度の記載はなく要確認 大口町の公式ページ
扶桑町 5分の4
上限40万円
評点100以上で、1年以上不使用の木造 扶桑町の公式ページ
豊明市 5分の4
上限50万円
1年以上不使用の木造。令和8年度は予算上限に達して受付終了 豊明市の公式ページ
日進市 5分の4
上限90万円
評点100以上の不良住宅で、一戸建ての専用住宅または併用住宅。事前の判定申請が必要 日進市の公式ページ
津島市 要確認
上限50万円
不良住宅と判定された木造または鉄骨造。申請の締切は11月30日 津島市の公式ページ
あま市 要確認
上限20万円
不良住宅の判定を受けた、1年以上不使用の木造。申請は「4月から」と記載があり、令和8年度の状況は要確認 あま市の公式ページ
蟹江町 要確認
上限20万円
不良住宅の木造。申請の期限は12月11日で、予算がなくなり次第終了 蟹江町の公式ページ
飛島村 3分の1
上限100万円
評点100以上で、10年以上不使用。所有者または相続人が対象 ※2026年10月7日時点で各市町村の公式ページを確認。「要確認」は公式ページに記載がない項目です。 飛島村の公式ページ

受付状況は、市町村によって異なるため、担当課へ確認しましょう。

西三河エリアの補助金一覧

西三河エリアで空き家の解体補助が確認できた市町村は以下のとおりです。

市町村 補助率と上限額 主な条件と受付状況 情報源
岡崎市 2分の1
上限10万円(危険空き家)、60万円(無接道など)、120万円(がけ地)
危険空き家は評点100以上。がけ地空き家は事前相談制。判定の申請は交付申請の10開庁日前まで。令和8年度の交付申請の期限は12月28日 岡崎市の公式ページ
豊田市 2分の1
上限52万円
不良住宅と同等で、1年以上不使用。令和7年度に上限が20万円から引き上げ。令和8年度も受付中 豊田市の公式ページ
刈谷市 要確認
上限25万円(1棟)
評点50以上で、1981年5月31日以前に着工。予算に達した時点で終了 刈谷市の公式ページ
碧南市 5分の4
上限20万円
評点100以上で、1981年5月31日以前に着工。判定は申請の14日前まで、工事は2月末までに完了 碧南市の公式ページ
安城市 5分の4
上限20万円
木造は評点100以上で、1年以上不使用。令和8年度は受付が開始され、工事は2月末までに完了 安城市の公式ページ
知立市 要確認
上限20万円(1戸)
評点100以上の木造で、1981年5月31日以前の建築。12月までに申請し、同じ年度の1月末までに完了。令和8年度の記載はなく要確認 知立市の公式ページ
幸田町 要確認
上限30万円
不良住宅と判定された、1年以上不使用の木造。令和8年度の記載はなく要確認 ※2026年10月7日時点で各市町の公式ページを確認。「要確認」は公式ページに記載がない項目です。 幸田町の公式ページ

西三河エリアは、上限額の幅が広い点が特徴です。

知立市は1戸20万円で、評点100以上の木造かつ1981年5月31日以前の建築が条件です。

また、工事は同じ年度の1月末までに終える必要があり、申請は12月までです。

知立市の補助金と工事費の相場は『愛知県知立市の解体費用と坪単価は幾ら?相場を知って賢くなろう!』で詳しく紹介しています。

なお、西尾市は空き家除却の補助を実施していないと、公式ページに明記されており、高浜市とみよし市は確認できませんでした。

知多・東三河地域の補助金一覧

知多・東三河地域で空き家の解体補助が確認できた市町村は次のとおりです。

市町村 補助率と上限額 主な条件と受付状況 情報源
常滑市 5分の4
上限30万円
市の現地調査で「危険空家住宅」と判定された空き家。実績報告は2月末か、工事完了から30日以内の早い日まで 常滑市の公式ページ
知多市 5分の4
上限20万円
不良住宅と判定された空き家。令和8年度の受付は終了 知多市の公式ページ
大府市 5分の4
上限20万円(市街化区域内で+10万円、市内業者の利用で+10万円)
特定空家等または不良住宅と同等の空き家。先着順で、予算額に達し次第終了 大府市の公式ページ
阿久比町 5分の4
上限20万円
評点100以上の木造。令和8年度の募集は終了 阿久比町の公式ページ
東浦町 5分の4
上限20万円
評点100以上の木造。令和8年度の受付状況は記載がなく要確認 東浦町の公式ページ
武豊町 要確認
上限20万円
不良住宅と判定された住宅など。予定件数に達し、受付を停止中 武豊町の公式ページ
豊橋市 3分の2
上限50万円
1年以上不使用で、評点100点以上。令和8年度の受付が開始 豊橋市の公式ページ
豊川市 3分の2
上限20万円(老朽)、30万円(倒壊危険)。密集市街地は各+10万円
受付は4月1日〜12月28日で、予算到達で終了。老朽は1981年5月31日以前に着工 豊川市の公式ページ
蒲郡市 2分の1
上限20万円(倒壊危険)、15万円(老朽)
老朽は1981年5月31日以前に着工。受付期間は記載がなく、予算の範囲内で受付 蒲郡市の公式ページ
新城市 要確認
上限40万円
居住誘導区域内の空き家で、市内業者による工事が条件。建替えのための解体は対象外 新城市の公式ページ
田原市 2分の1以内
上限50万円(危険)、20万円(老朽)
敷地内の建物をすべて除却する工事。予算額に達した場合は受付終了 ※2026年10月7日時点で各市町村の公式ページを確認。「要確認」は公式ページに記載がない項目です。 田原市の公式ページ

一覧には、情報を確認できなかった市町村を載せていません。

岩倉市、弥富市、稲沢市、愛西市、小牧市は、公式ページの情報が古いか不足しており、補助率や受付状況が分かりませんでした。

犬山市と美浜町は、公式ページで制度が見つからず、設楽町、東栄町、豊根村は、今回の確認対象に含めていません。

東海市、尾張旭市、長久手市、東郷町、大治町、南知多町では、空き家向けの除却補助が見当たりませんでした。

半田市の木造建築物取壊工事費補助は、耐震診断が条件で空き家向けではないので載せていません。

補助金を使った解体費用の目安と相談先

ここでは、費用の目安と藤原建設への相談内容を解説します。

補助金を差し引いた手出し額の目安

木造住宅の解体費用の目安と手出し額は、次のとおりです。

  • 30坪の解体費用は105万〜150万円。補助額が20万円の場合、手出し額は85万〜130万円。
  • 50坪の解体費用は175万〜250万円。補助額が50万円の場合、手出し額は125万〜200万円。

補助金だけで解体費をまかなうのは難しいので、補助金は費用の一部と考えて資金を準備しておくと安心です。

工事費の内訳は、『愛知県知立市の解体費用と坪単価は幾ら?相場を知って賢くなろう!』にまとめています。

藤原建設に相談できること

解体費と補助金について迷っているなら、藤原建設に相談できます。

創業1959年の藤原建設は、知立市を拠点とする地域密着の会社です。

相談できる主な内容は、次のとおりです。

  • 補助金を使えるかの確認
  • 申請に必要な書類の準備
  • 解体工事の見積もり
  • 補助対象になる範囲の整理 ・解体後の不動産売却

窓口は一本化されており、解体工事から不動産売却まで、担当営業がマンツーマンでサポートします。

また、中間マージンが発生しないので、コストを抑えやすい点も特徴です。

お電話でのお問い合わせ 0566-85-5771
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補助金の申請の流れと注意点

ここでは、補助金を受け取るまでの流れと注意点を解説します。

申請から受給までの流れ

市町村によって名称や順序は異なりますが、おおまかな流れは次のとおりです。

  1. 担当課への事前相談
  2. 不良住宅などの判定申請と現地調査
  3. 交付申請
  4. 交付決定の通知
  5. 解体工事の契約と着工
  6. 工事の完了と実績報告
  7. 補助金の請求と交付

判定と交付決定には、それぞれ2週間前後かかる市町村があり、実績報告の期限は、工事の完了から30日以内か、年度内の指定日のいずれか早い日とする市町村が多くあります。

補助金は、工事完了後に交付され、請求から振り込みまで1か月ほどかかる場合もあります。 

実績報告では、契約書の写しなどを求める市町村があるので事前の確認が大切です。

着工前に済ませたい手続き

契約前の申請を求める市町村もあれば、交付決定前に契約や着手をした工事を対象外とする市町村もあります。

交付決定の後に契約する流れが多いので、見積もりを取る時期とは別に、契約の時期にも注意が必要です。

判定と交付決定だけで1か月ほどかかる場合もあるため、12月の期限近くに申請すると、1月末までに工事を終えるのは難しくなるでしょう。

時間に余裕を持つため、申請の前に所有者や共有者の同意をそろえておくと、手続きが進みやすくなります。

解体か活用かを決める前に知りたい改修補助と税金

解体か活用かの判断の軸と、改修補助の金額、解体後の固定資産税の変化が分かります。

ここでは、解体を決める前に知りたい情報を解説します。

解体か活用かの判断軸

解体か活用かは、建物の傷み、築年と耐震性、立地、費用と補助金の4つで判断します。

判断の目安を、以下にまとめましたのでご覧ください。

判断軸 解体を選びやすい状態 活用を選びやすい状態
建物の傷み 評点100点以上など、不良住宅と同等まで傷んでいる 傷みが少なく、改修で使える状態
築年と耐震性 旧耐震基準(1981年5月31日以前に着工)で、耐震性に不安がある 1981年6月1日以降に着工し、耐震性を確認しやすい
立地 駅や学校から遠く、使い道が見つかりにくい 駅や学校に近く、道路に面していて、賃貸や売却をしやすい
費用と補助金 改修費が解体費を上回る。解体補助の対象になる 改修費を活用後の収益で回収できる。改修補助の対象になる ※判断の目安です。補助金の対象や条件は、市町村の公式ページで確認してください。

表にあるとおり、改修費と活用後の収益、解体費と売却益を比べ、手元に残る額で判断できます。

空き家の使い道ごとの初期投資は『知立市で空き家を活用する6つのプランと費用の目安』で紹介しています。

解体後に建て替える場合の資金は『知立市・西三河エリアで家を建て替えるタイミングとは?費用と注意点も解説』が参考になります。

改修補助の金額の目安

愛知県内で公式ページに記載があった改修補助をまとめましたのでご覧ください。

市町村 制度名と補助率・上限額 主な条件と受付状況 情報源
岡崎市 空き家改修事業費補助金
2分の1以内、上限50万円
地域コミュニティの維持や子育て支援の施設(市内全域)、または中山間地域での移住・定住が用途。令和8年度は受付終了 岡崎市の公式ページ
豊田市 山村地域等空き家再生事業補助金
10分の8、上限100万円(居住促進地区は150万円)
山村地域(旭、足助、稲武、小原、下山)の空き家情報バンク登録物件で、賃貸借または売買が成立したものが対象。受付状況は要確認 豊田市の公式ページ
豊橋市 空家利活用改修費補助金
2分の1、上限50万円(新婚・子育て世帯は3分の2、66万円)
空家バンク登録物件が対象。10年以上の利活用が条件。受付状況は要確認 豊橋市の公式ページ
みよし市 空き家活用事業補助金
改修費の2分の1以内、上限20万円(多世帯同居)、10万円(多世帯近居)
空き家バンクで取得または賃借した住宅が対象。改修費の補助は賃貸住宅のみ。受付状況は要確認 みよし市の公式ページ
名古屋市 空き家活用支援事業費補助金
3分の2、上限100万円
交流施設や文化施設などの用途に限られ、改修後10年以上の活用が条件。受付状況は要確認 名古屋市の公式ページ
春日井市 空き家地域貢献活用事業補助金
3分の2、上限50万円
法人または任意団体が、地域貢献の事業を5年以上続けることが条件。受付状況は要確認 ※2026年10月7日時点で各市の公式ページを確認。「要確認」は公式ページに記載がない項目です。 春日井市の公式ページ

条件は制度によって異なり、用途や地域、空き家バンクの利用が前提になる制度が多くあります。

交流施設や子育て支援など用途や地域を絞った制度もあり、解体補助より対象が狭い点が特徴です。

空き家バンクの使い方は『空き家バンクで0円譲渡する方法と登録の流れを解説』で紹介しています。

解体後の固定資産税の変化

空き家を解体すると、土地の固定資産税が上がる場合があります。

理由は、住宅が建つ土地にかかる住宅用地の特例(税額を軽くする制度)が外れるからです。

課税は毎年1月1日時点の状態で決まるので、解体の時期によって翌年の税額が変わります。

一方で、倒壊の危険が高い空き家は、特定空家等や管理不全空家等として勧告を受けると、解体前でも特例が外れる場合があります。

解体した後の税額の試算は『空き家を解体すると固定資産税は上がる?費用の比較と対策』にまとめています。

知立市と西三河エリアで空き家解体を進める次の一歩

愛知県の空き家解体補助金は、1年以上使われていない不良住宅が主な対象で、上限額は50万円を超える市町村もあります。

市町村ごとの制度は一覧で確認でき、地域によって補助率や上限額、受付状況が異なります。

解体か活用かで迷うときは、改修補助や解体後の固定資産税も踏まえて判断するとよいでしょう。

解体工事を検討している方も、空き家の売却を考えている方も、藤原建設にご相談ください。

藤原建設は、解体工事から不動産売却までを窓口一本化で対応しています。

西三河エリアの空き家について、補助金の使い方から次のステップまで、お気軽にお問い合わせください。

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