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2026.01.08 お知らせ

解体工事の事故を防ぐために知立・刈谷の現場でプロが実践する安全管理とは?

解体工事は、建設業の中でも予期せぬ事故が起こりやすい現場です。

  • 重機や解体中のガラが隣家の外壁や屋根を傷つける
  • 振動によって隣家の外壁にひびが入る
  • コンクリートの破片や釘が通行人にあたる
  • ガス管や水道管の切断

などは、代表例です。

万が一、業者が適切な保険に入っていなかったり、事故後の対応を誤ったりすれば、施主の責任問題が問われたり、近隣トラブルになる可能性もあります。

そこでこの記事では、知立・刈谷という住宅密集地で、解体工事の事故を防ぐために、現場でプロが実践する安全管理について解説していきます。

解体工事の現場に潜む危険と実際に起きた事故の事例

住宅密集地で多発する外壁倒壊や近隣家屋への損害

知立市や刈谷市の駅周辺など、住宅が隣接した現場での解体は、解体中の外壁が隣地のカーポートや屋根を直撃する倒壊事故や、重機のアームが隣家に接触して外壁やフェンスを破損させる事故が起こります。

実際に密集地で起きやすい事故には以下のようなものがあります。

実例1:強風による養生シートの煽り
解体現場を囲う養生シートが強風に煽られ、隣家の外壁や軒先を何度も叩き続けてしまう事例です。防音や粉塵対策のために張るシートは風を受けやすく、適切な補強や風逃がしを怠ることで発生します。台風シーズンや季節風の強い時期には、三河地域でも発生しやすくなっています。

実例2:重機のアーム接触による外壁・フェンスの破損
隣家との境界が数十センチしかない狭小地で、重機を旋回させた際に、重機の後部やアームが隣家の外壁を擦ってしまう事故です。また、掘削作業中に地中の基礎を無理に引き抜こうとして、隣地のフェンスを歪ませてしまう事故もあります。

こういった事故を防ぐためには、周囲の状況に合わせて、手壊しと重機を使い分ける判断力が必要となります。

地中埋設物の損傷やガス漏れによる二次災害のリスク

解体工事の事故は、建物の外側だけでなく、地中でも起こり得ます。

ガス管や水道管を重機で引っ掛けてしまい、ガス漏れや浸水を引き起こすのは、代表例です。

実際、三河地域でも、図面に載っていない古い配管が埋まっていることは珍しくなく、事前の現地調査と慎重な掘削作業が不可欠です。

万が一ガス管を損傷させれば、引火による爆発事故が発生し、地域一帯のガス供給がストップしたり、水道管の破裂は、近隣家屋への床下浸水や道路の陥没を招くことがあります。

そのため、見えない場所への安全にも配慮した工事を行うことで、現場の事故を減らし、近隣住民を危険から守ることができます。

事故ゼロを実現する現場管理と安全対策の鉄則

危険予知活動によって慣れや油断が生む事故を排除する

解体現場では、長年の経験がある職人であっても、慣れによる油断が安全対策を怠る原因となります。

そこで重要になるのが、作業開始前に行う危険予知活動(KY活動)です。

その日の作業に潜む「ついうっかり」や「自分一人なら大丈夫だろう」といった油断が生まれないように、チーム全員で危険について話し合います。

具体的には、「このブロック塀を倒す際、裏側の死角に通行人が入り込む隙間はないか?」「この柱を抜く時、予想外の方向に屋根が崩れるリスクはないか?」といった、その日の作業内容に直結する危険箇所を一つひとつ話し合います。

こうした活動を確実に行うことで、慣れや油断からくる事故を極力取り除くことができ、事故を未然に防ぐことができるのです。

重機の点検とメンテナンスが工期遅延を回避する

重機は過酷な環境で使用されるため、日々の点検とメンテナンスも、事故防止には欠かせません。

例えば、油圧ホースのわずかな亀裂から油漏れが発生し、重機が制御不能に陥る可能性もあります。

また、ブレーキや旋回部分の不具合は、オペレーターの意図しない動きを招き、隣接する建物への接触リスクを高めることになります。

これを避けるためには、法定点検はもちろん、日次・週次の独自メンテナンスを徹底することが重要です。

その結果、事故が起きないようにするだけでなく、工期遅延を回避し、新築の着工日や土地の引き渡し日に間に合うように解体工事を完了させることにもつながります。

無理な工期設定をしない工程管理体制

解体工事の現場で起きる別の理由には、無理な工期設定も挙げられます。

低価格を売りにする業者は、人件費を削るために一日の作業量を増やしがちになり、作業員の焦り・正常な判断を鈍らせる・安全確認を疎かにさせます。

知立市や刈谷市のような住宅密集地では、アスベストの適切な除去・粉塵対策・近隣住民の方々の生活時間への配慮など、慎重に進めるべき工程が幾つもあります。

そのため、予備日を含めた余裕のある適正な工程表を作成し、作業員が心にゆとりを持って解体工事を進められる環境を整える管理体制は大切です。

万が一の事故発生時に問われる施主の責任と法的保護

損害賠償保険の加入状況を確認した方が良い理由

工事賠償責任保険などの損害賠償保険は、作業中に誤って近隣の家屋を傷つけたり、通行人に怪我を負わせたりした際の補償を行うためのものです。

知立や刈谷のような住宅密集地では、重機がほんの数十センチ動いただけで隣家の外壁を擦ったり、飛び散った破片が自家用車に当たったりする可能性があります。

こうした小さな物損でも、専門的な修理が必要になれば、賠償額が数百万円に達することも珍しくありません。

もし保険に未加入、あるいは補償内容が不十分な業者を選んでしまった場合、補償が支払われなかったり、支払いが滞る原因となります。

例えば、業者が「元からあった傷だ」と主張したり、高額な修理費を「全額は出せない」と渋ったりすることで、話し合いが数ヶ月も中断し、工事が止まってしまう実例があります。

その間、施主が近隣から毎日苦情を受けたり、支払いを迫られることもあり、精神的に追い詰められる事例が発生しています。

こうしたトラブルを避けるためには、保険の加入状況を確認し、万が一の時に適切な対応が行われる事を知っておくと安心できます。

事故が起きた際の業者の初動で誠実さを見抜く

事故発生時の対応には、業者の人間性や誠実さが現れます。

しかし、契約前にどんな業者なのかを見抜くのは難しいので、近隣挨拶への同伴提案やトラブル発生時の対応フローなどがあるかを確認しましょう。

また、着工前の近隣写真の撮影を徹底しているかどうかにも注目できます。

誠実な業者は、事故が起きた際に近隣とのトラブルを避けるために、あらかじめ隣家の外壁や塀の状態を細かく写真に記録しています。

このような体制が整っているなら、万が一の事態が起きた際でも、すぐに作業を中断し、被害の拡大防止、警察・消防への連絡、施主への正確な報告を最優先で行うはずです。

例え小さな接触事故や埋設物の損傷が発生しても、情報を隠ぺいしようとはせず、臨機応変で親身な対応ができるでしょう。

この他にも信頼できる業者を見抜く方法については「解体工事の資格7選!三河地域で優良業者を見抜く方法」をご覧ください。

安全な解体工事で事故を防ぎ大切な資産を未来へつなぐ

この記事では、愛知県三河地域での解体工事を、事故なく安全に完了させるために、現場のプロが実践しているポイントをまとめました。

  • 事故の原因は管理不足にある:住宅密集地や地中埋設物など、地域特有のリスクを理解した丁寧な事前調査が必要
  • 安全管理の仕組みを確認する:TBM-KY活動や重機メンテナンスなど、現場の安全を支える組織的な動きがある業者を選ぶ
  • 無理な工期は事故を招く:安さだけを追求した無理な工程は、焦りを生み作業員の判断を鈍らせる
  • 法的保護と保険は必須:万が一の際に、損害賠償保険への加入状況は必ず確認しておく

解体工事は、土地という大切な資産をリセットし、新しい価値を生み出すためのスタートラインです。

だからこそ、目先のコストだけでなく、数ヶ月先の売却や活用までを見据えて、トータルで利益を守れるパートナーを選ぶことが不可欠となります。

藤原建設では、厳しい社内基準をクリアした有資格者が現場を統括しています。

地中埋設物・アスベスト調査・現場の安全対策までを徹底し、トラブルのない安心できる解体工事をいつも目指しています。

また解体工事からその後の土地活用までをワンストップで対応ができるので、将来を見越したご提案も可能です。

解体工事に関するご不安や疑問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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